コラーゲンの効果はどのくらいで実感できる?
コラーゲンを飲むとどうして肌にハリが出てくるのか?というと、コラーゲンを飲むことで繊維芽細胞が活性化し、新陳代謝を促進させ、さらにコラーゲン合成量もアップします。
コラーゲンが充実している肌は、新陳代謝の周期が正確なので健康で若々しい肌に保たれます。
そして、その真皮の上にのっている表皮は、弾力性に優れたハリのある肌になります。また、水分の保持量も優れているので潤いのある肌を実感できるのです。
では、実際にコラーゲンを飲んでからどのくらいの期間で肌にハリが出てきたり、水分量が上がってくるのでしょうか?
■コラーゲン摂取前と摂取後の肌のハリの変化
■コラーゲン摂取前と摂取後の肌の水分量変化
明治製菓(株)の実験では、コラーゲンペプチド(低分子コラーゲン)を1日5,000mg以上、4週間飲み続けた被験者で、肌のハリ、水分量共に向上が見られました。(出典:日本食品化学工学会誌2009年3月)
飲み続けて1カ月後には、効果が実感できるといえます。でも実際、今回コラーゲンを飲み比べしてみて、物によっては次の日の朝すぐに効果が実感できるものもありました。
例えば一般の低分子コラーゲンを、さらにもっと低分子化したコラーゲンが10,000mg配合されている富士フィルムのアスタリフトドリンク コラーゲン10000は飲んで寝た翌朝の肌は感動すらしました。
他にも業界トップクラスのコラーゲン含有量を誇る、マードゥレクスのコラーゲン20000プラスは翌朝の肌がベタつく程の実感がありました。やはりコラーゲン量が5,000mg以下のドリンクは、翌朝すぐの実感は難しかったですね。(各社のコラーゲン含有量はこちらの記事に書いてます)
隠れたシミも、コラーゲンで改善!
下記はコラーゲンペプチド(低分子コラーゲン)を1日5,000mg、8週間にわたり摂取した被験者の、一定面積における隠れシミの割合スコアを記録したグラフです。
コラーゲンペプチド摂取後は、隠れシミの面積が減るという実験結果が得られています。(出典:アミノ酸研究Vol.3 No.1 2009年)
コラーゲン摂取前と、摂取8週間後では明らかな減少が見られます。
コラーゲンペプチドとして摂取したプロリン-ヒドロキシプロリンがヒアルロン酸の産生を促進し、繊維芽細胞を集め紫外線による肌のダメージ=つまり隠れシミを修復した、と推察されています。
コラーゲンは身体の中から、細胞に働きかけてくれるのです。肌の上から塗るコラーゲンは、下の細胞層にまでしみ込んでいく力はありません。(関連記事:生コラーゲンとは(塗るコラーゲン))
飲むコラーゲンは内側から健康な若々しい肌をつくってくれるのですね^^